高麗人参の発育には地理的条件や収穫する時期などが大きく影響します。
錦山(クムサン)は高麗人参の栽培に適した気候と土壌に恵まれており、伝統的な技術で高品質の人参を多く生産しています。錦山人参は長くて根が硬く、真っ白な色をしているのが特徴です。
7月上旬ごろに収穫される錦山人参は「夏人参」と呼ばれ、10月の終わりごろまでに食すと医学的作用がより働く、と1500年前の古くから言われていました。
実際に高麗人参の有効成分であるサポニンは、夏に収穫した場合5.2%、冬に収穫した場合は3.4%、と1.8%ほど多くサポニンが含まれています。
高麗人参は、2,000年前から回復漢方薬と見なされています。特に、錦山で栽培された高麗人参は組織が密で高品質であり、他の地域や外国産の人参よりも優れた薬効を持つことが知られています。
中央(チュンアン)大学 高麗人参産業研究センターの研究結果として、成分比較により錦山人参の優秀性が科学的に証明されています。